薬剤をまくだけの一時的な駆除ではなく、
「虫を寄せつけない」「侵入させない」という“予防”に特化した施工です。

1. カメムシ・ゴキブリ・クモはどこから入ってくる？

カメムシは「冬の隠れ家」を求めてやってくる

秋になると急に増えるカメムシ。
外壁やサッシの隙間、換気口などから侵入して、室内で越冬しようとします。
特に南向きの外壁や日当たりの良い場所を好むため、
外壁の温かさに誘われてくるケースが多いのです。

ゴキブリは「湿気と食べかす」に引き寄せられる

ゴキブリは暗く湿った場所を好み、夜行性。
排水溝、キッチンの隙間、玄関、エアコンの配管口など、
思わぬルートから家に侵入してきます。
しかも卵を持ち込まれると繁殖が止まりません。

クモは「エサとなる虫」が集まる場所に巣をつくる

クモ自体は害虫を食べる益虫とも言われますが、
巣が張られた玄関・窓まわりは見た目が悪く、清掃も大変。
根本的に「虫そのものを寄せつけない」環境を作ることが最善です。

2. 市販の虫よけグッズで防げない理由

ホームセンターやドラッグストアには、虫よけスプレーや吊り下げ型忌避剤などが並びます。
しかし多くの方が、

「最初の数日は効くけど、すぐ元に戻る」
と感じているのではないでしょうか。

実際に、これら市販グッズの効果は「数時間～数日」。
雨や日差しで薬剤が流れ、長期的な防御にはなりません。

さらに、虫の侵入経路は外壁や基礎のすき間、換気口など、
「見えない部分」にも多く存在しています。
この“構造的な弱点”を補うことができるのが、害虫ブロック施工です。