外壁塗装専門店ＶＥシステムズ株式会社　代表　米田国生
1978年2月28日生まれ
2002年結婚
現在4児の父

初めまして。外壁塗装専門店ＶＥシステムズ代表の米田国生です。

まずは、数あるホームページの中から弊社のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
塗装工事はお客様の大切な住まいに手を掛ける工事であり、大きな費用も掛かってきます。そんなお客様の大切な住まいの塗り替えを任せていただく上でまずは、私という人間の人となりを知っていただければと思います。

塗装業に入ったきっかけ

私は1978年2月に佐賀県佐賀市で4人兄弟の3男として生を受けました。

幼いころは男4人兄弟でしたのでいつも兄弟げんかばかりしていた記憶があります。（先日、母に昔の事を尋ねたところ、「ほんと、大変やったとよ。」って言っていました。ごめんなさい）
小さいころは警察官や飛行機のパイロットになりたいという夢を抱いておりましたが、成長するにつれ、ただ1日1日を何となく過ごしている、そんな毎日でした。

そんな時、塗装店を営んでいた、いとこから「ブラブラしているならうちば手伝わんか。」と言われ何となく塗装業の世界に足を踏み入れました。

最初は「小間使いみたいな仕事ばかりで楽しくないやん。」って思っておりましたが、職人さんが塗るところを見ていくうちに、塗ってみたいと思うようになり、私「塗らせて下さいよ」、親方「お前にはまだ早か」こんなやり取りばかりしていました。

ようやく1月位が経ったころ、「お前も少し塗ってみるか？」と声をかけてもらい、刷毛とローラーをにぎらせてもらいました。

私の中ではいつも職人さんの塗る姿を見ていたので絶対にきれいに塗れると思っていましたが、実際やってみると衝撃でした・・・とにかく下手なんです。いつも見ていた職人さんの塗った後とは別物でした。
結局、職人さんに塗り直してもらいましたが、その時、私の中で絶対にきれいに塗れる職人さんになりたいと思う心が芽生えていました。

それからはとにかく一生懸命がむしゃらに色んな事を教えてもらいながら仕事をしていました。
数年後、いとこから「本当の職人を目指すなら色んな技術が身につく環境の会社に行ってみらんか。」と言っていただき、佐賀では老舗の塗装屋さんを紹介してもらい、働かせていただく事となりました。

そこでは、更に衝撃的な事が待っていました。その塗装屋さんには職人歴40年を超える職人さんが数名いて、とにかく仕事が早いんです。しかも、しっかりと仕上がっている。自分の未熟さを感じました。
ここの職人さんには刷毛の使い方のいろはや吹き付け工事のいろはなど手取り足取り本当に多くの事を学ばせていただきました。

多くの職人さんとの出会いが今の私を作ってくれているのは言うまでもありません。今でも御世話になった方々には心から感謝しております。

米田塗装創業

職人としての人生を歩んできた私ですが、大きな転機が訪れます。
それは妻との結婚、長男の誕生です。正直に言うと私はあまり「自分で独立して会社を興すんだ」っていう事は考えていませんでした。
しかし、いつも一緒にいてくれている妻、無垢な長男の笑顔を見るうちに私の中で大きな炎がふつふつと湧き上がってきました。
妻に「独立したい」妻は最初反対でしたが最後は「わかった。あんたについていくけん」と言ってくれました。
個人商店として「米田塗装」の誕生です。
ですが、ここからが苦難の連続でした。独立したはいいが仕事はない。お金はない。とにかく妻と子どもにはたくさん面倒をかけました。何のつてもない私にそうそう仕事が舞い込んでくるわけはありません。

本当にその日のご飯を食べる為に知り合いにお願いをして孫請けやひ孫請けの工事（建設業界では2次下請け、3次下請けと言います）、中には5次下請けの工事も行ってきました。とにかく妻と子どもにご飯を食べさせなきゃ。ただそれだけで一心不乱に仕事をしていました。

そんな時代が7年程続いていた時です。ある日、私の仕事ぶりを見てくれていた方から「うちの自宅を塗ってくれんか」という話をいただきました。
もちろん一生懸命仕事をさせてもらいました。すると「やっぱ。お前に頼んで良かった」・「うちの家を塗ってくれてありがとうな」・「知り合いを紹介するぞ」と言ってもらいました。私の中で衝撃が走りました。
塗装という仕事を通じてこんなにも感謝されることがあるんだっていう事です。
今でもその時の気持ちは忘れられません。それから少しずつではありますが、紹介や口コミで住宅の仕事を直接請け負わせていただく事が増えてきました。

創業10年「米田塗装」を法人化し「外壁塗装専門店ＶＥシステムズ」に

個人商店として「米田塗装」を創業し苦難の連続を乗り越え10年が経とうとしていた時、私はある決断をしました。それは会社を法人化させる事です。その時に考えたことが2つあります。

まず1つ目は「会社名の変更です。」ここには私の職人としての想いが隠されております。今でもよくお客様に「ＶＥって何？」ってよく聞かれますがＶＥとはバリューエンジニアリングの略語で塗装工事に当てはめると「お客様がご要望される機能や性能、満足度をできるだけコストをかけずに最大限に実現」する手立ての事です。要約すると「高品質・低コスト」です。

機能や性能は塗料の質と職人の腕が重要となってくると考えております。今現在、弊社では多くの施工認定店、提携施工店の認証を受けていますが、これには訳があります。
それは、しっかりとした施工を行える会社にしか塗料を出せないという塗料メーカーさんの考えです。
何故かというと例えば塗れば断熱性を持った外壁になるのではなく、しっかりとした下地調整、塗料の乾燥時間、塗装間隔、塗布量を守らなければ結果、断熱効果の性能を発揮できなくなるからです。

素晴らしい塗料を開発してもそれを塗る会社がしっかりと施工してくれるかどうかを塗料メーカーさんは見ておられます。そういった事で認定店などの制度を作られております。

満足度に関してはしっかりとした説明、適正な価格、費用が重要になってくると考えております。私もよくお客様との打ち合わせで話を聞くのですが、「今ご契約をいただければ50万円値引きしますよ」・「足場代が無料ですよ」と言われた。
など塗装業に長く携わっている私でも意味がわからない言葉をよく聞きます。会社は多少なりとも利益を生み出さなければなりません。50万円も値引きしたら完全に赤字ですよね。

営業の方がいれば中間マージンも発生するのでなおさらです。足場代無料もこれでは足場屋さんは倒産します。
もし自社で足場組を行ってもそこには人件費がかかってくるので無料はまずないはずです。
こういった事を聞くうちに本来、大切な住まいをしっかりとメンテナンスしていこうというお客様の考えが金額ばかりに目が行く結果になっているものと思います。

だからこそ、調査においてしっかりと診断できる資格を持ち、その結果を踏まえて適正な価格やご要望されている性能を持つ塗料をご提案する事がお客様の満足につながるものと考えます。

2つ目は「なぜ法人化するのか」です。私は今、妻と4人の子どもを持つ身であり、小さいながらもマイホームを持っています。しかし、マイホームを建てる時、個人事業主ではなかなかローンがおりませんでした。中にはまったく取り合ってもらえない事もありました。

そんな時、ある銀行さんに聞かされたのは「一概には言えないけど法人だったら信用も違うね」という事でした。
弊社には日々、仕事を頑張ってくれている職人さんがいます。取り扱う塗料が豊富なだけに色んな知識も身につけなければならないため、本当に大変だと思います。

そんな彼らも妻や子どもを持つ身もいれば、いつか家庭を持つ身もいます。そんな彼らがいざ、マイホームを購入したい。欲しい車を買いたい。そう考えたときに私と同じ思いをしてほしくないからです。（もちろん会社として信用できる会社となる事が前提ですが）

「お客様の想いを込めた塗装」

外壁塗装専門店ＶＥシステムズでは一貫して変わらない想いがあります。
それは、故郷佐賀に生まれ、佐賀で育ち、佐賀で看板を挙げている以上、地域に愛され、必要とされる会社づくりを行っていく事です。
弊社は塗装という仕事を通じ、お客様の大切な住まいをお客様の想いを込めて塗装していく事が至上命題と心に置き、これまでの出会ったお客様とのご縁を大切にし、これから出会うお客様にとって「最高のペンキ屋だね。」と言われるために、日々研鑽に努めてまいります。これからも外壁塗装専門店ＶＥシステムズを宜しくお願い申し上げます。

外壁塗装専門店ＶＥシステムズ株式会社
代表　米田国生

会社沿革