コラム
液体ガラス技術による木材用塗料工法
2020年01月30日(木)
木の風合いを生かしたいけど、数年おきのメンテナンス費用が・・・
そんな悩みを「液体ガラス技術」が解決します。
液体ガラス技術による木材用塗料工法
【ガラス質塗料】長く優れた効果を持続
LIQUID GLASS ~液体ガラス~
石英ガラスは自然界では、2000℃の温度で溶解し、冷却にともない硬化しガラス化します。
1970年、ゾル・ゲル法の考案により、シリカゲルを600℃程度の温度まで溶解しガラスとして硬化させる技術が発達しました。
これは人類にとって省エネという大きな技術革新でした。
しれでもまだ、600℃という高温を必要としました。
そして、20世紀末に人類は、液状化した石英ガラスを私たちの生活している温度で安定化、硬化させる方法を見つけたのです。
常温領域でのガラス生成が可能となったのです。
目次
ガラス質ハイブリッド塗料 ファインクリスタルウッド
ファインクリスタルウッドは、紫外線カット型浸透性ガラス質ですので、これを木材に塗布することにより、木のぬくもり風合いをそのままに、超撥水性、防汚性、高耐久性、紫外線カット等、人体に安全な優れた性能を付加するガラス質ハイブリッド塗料です。
特長
- 木の呼吸を保つ
蒸気通過性を持ち、木材の持つ吸放湿性を妨げることがなく、呼吸を保ちます。
- 吸水防止効果
浸透性で、層を形成させるため、高い吸水防止効果を保ちます。さらに摩耗や劣化に強く、塗膜のように剥がれる心配がありません。浸透性だから長く優れた効果が持続するのです。
- 紫外線カット
劣化を起こす大きな原因である紫外線をカットします。これにより、著しく耐候性が向上し変色や木やせを防ぎます。
- 安全性
アルコール系を主たる溶媒にしており、キシレン、トルエン、ベンゼンなど芳香族系溶剤を使用していません。
- ほかにも
超撥水性、低粘度で作業性が高い、変色、テカリがない、木の風合いを生かせるなど、優れた特長を数多く持っています。
ファインクリスタルウッドを木材に塗布することにより、以下の優れた性能を付加します。
6つの特長
①超撥水性 ②防汚性 ③高耐久性
④紫外線カット ⑤安全性 ⑥ガラス質
完全無機ガラス塗料 ファインクリスタルコート for WOOD
ファインクリスタルウッド塗布面にファインクリスタルコートFORWOODを塗布することにより、さらなる耐候性、難燃性が付加されます。
技術的困難な完全無機ガラスの木材への塗布を実現
無機質のメリットが木に生かされます!
特許が示す確かな技術
~特許の技術が熱のいらないガラス、常温ガラス、ガラス塗料を実現~
特長
・無公害、環境負荷ゼロ
・不燃の塗料です
・他のファインクリスタル工法と組み合わせることにより、その効果を飛躍的に高めます。
防火難燃工法 ファインウッドシステム
あなたの命と大切な財産を炎から守る無公害・防火難燃工法
シーラーを噴霧するだけで天然素材を難燃化できる画期的な防火難燃工法です。
火災予防は適切な防火管理はもちろんですが、家財や衣類など素材そのものに難燃処理を施すことで、より安全なものとなります。
この工法で、化学的処理の施されていない綿・ウール・紙・木材など天然素材に噴霧するだけで不燃性に変えることができ、優れた火伏の効果を発揮します。
無機原料なので無害、無公害、安心して使えます。
無色透明で無害、無公害の水系難燃処理剤です。合繊や新建材などのように人体に有害な刺激や有毒ガスが発生しません。
また、噴霧した木材や布などに変質や変色が起こりにくく、貴重な文化財などにも安心して使えます。
さらに、紫外線や気温によって難燃効果が損なわれることなく、硬化が持続します。
特長
① フラッシュオーバーを抑え、遅らせる
② 人と環境にやさしい無公害性
③ 簡単な処理で効果が持続し、コストパフォーマンス性に優れている
④ 住宅から衣類まで多種多様な素材、用途に対応
⑤ 類焼を防ぐ
⑥ 対象物質の変質・変色が起こりにくい
木材用多機能塗料 ファインクリスタルフロアハード
対象用途:フローリング、カウンター、テーブルetc
傷防止 防汚性 多機能
特長
Aタイプ(塗膜性、トップコートに最適)
・フローリングウレタン塗装のトップコートに使用可能※要密着確認
・超高硬度(鉛筆高度7H)
・抜群の耐擦り傷性能
・防汚性能、耐薬品性能大幅アップ
Bタイプ(含侵性、無垢材)
・ウレタン塗膜に勝る強力な耐薬品性、耐熱性、耐防汚性、際立つ汚染回復性
・塗膜を作らない、自然塗料のような仕上がり
・木材の風合いは残る
カテゴリー