コラム

遮断熱塗料GAINA(ガイナ)の性能について

みなさんGAINA(ガイナ)という塗料をお聞きになられたことはありませんか?

塗るだけで夏の暑さや冬の寒さが軽減する夢のような塗料でございます。

「でもほんとに効果はあるの?」って思いますよね。

弊社でもガイナの提携施工店としてこれまでたくさんの施工をさせていただいておりますが、ほんとにガイナは素晴らしい塗料です。

GAINA(ガイナ)採用に至るまで

弊社でもガイナの提携施工店としてこれまでたくさんの施工をさせていただいておりますが、ほんとにガイナは素晴らしい塗料です。

弊社が初めてガイナを使用したのは2010年になります。

それまで何となく話は聞いていたのですが「ほんとに効果があるの?」と私自身も疑ってかかっていました。

そんな折、とある倉庫オーナー様から

「夏の暑さを軽減できる塗料で屋根の塗り替えをしてくれないか」

という依頼を受けました。

そこで製造元である日進産業さんに様々な質問や事例の紹介、断熱効果の検証データなどをいただき、初めてのご提案となったわけです。

もちろんオーナー様にはいただいた情報をすべて開示し、ご納得いただいた上で施工となりました。

夏場の施工でしたので上からは太陽に照らされるし、下からは屋根の反射で挟み撃ちの暑さは職人にとっては、ほんとに厳しい施工環境でした。

夏場の折板屋根の温度ってどれくらいかわかりますか?

わかりやすく例えると昼下がりの気温が一番高くなる時は目玉焼きが焼けるくらいの温度になります。

折板屋根でしたので下地調整の錆止め塗装が終わるころには職人さんみんなこんがりと日焼けしている状態でした。

そしてついにガイナの塗装工程に入り、1回目の塗装を終えて2回目の塗装に入った時です。

夏の昼下がりで気温は暑いのに涼しく感じている自分がいました。

最初は「今日は過ごしやすいな」というくらいに思っておりましたが、何かがおかしい。

試しに折板屋根を素手で直接触ってみると・・・

驚くことに熱くなかったんです!!

嘘と思われるかも知れませんが、私たち職人もびっくりしていて、

不謹慎ですが、寝転がってみたんです。

やはり熱くない!!

これはすごい塗料だと思い知ったのを昨日のように覚えています。

実際、ガイナを塗装したオーナー様も大満足していただき、これを機会に弊社でも積極的にガイナの提案をするようになり、その過程でガイナの提携施工店のお話をいただいたというところでございます。

ガイナは塗料の金額も高いですが、塗布量も多く、一般的な塗料に比べると2倍ほど使用缶数が多くなります。

よって、どうしても施工単価も高くなりがちですが、遮断熱効果による冷暖房費の削減というメリットも生じてきます。

効果は?

とある大学との共同研究でガイナの実験棟では20%を超える省エネ効果、とある倉庫屋根の経済効果では夏季は50%、冬季は40%の経済効果が出たというデータもございます。

ですが、実際どれくらい効果があるの?という疑問にお答えするために見てわかってもらえる方法として弊社でも遮断熱ガイナ内外装実験キットを佐賀店ショールームに導入しました。

これがガイナ内外装実験キットです。

上の方が夏場を想定した外装用で外側部分にガイナが施工されており、上から白熱球で温め、どれくらい中に断熱効果があるのか?

下の方が冬場を想定した内装用で内部にガイナが施工されており、中から白熱球で温め、どれくらい断熱効果があるのかを実験するキットとなります。

電球を入れる前の温度になります。

外装用です。
右側屋根の鉄板にガイナを施工しております。

内装用です。
右側内部にガイナを施工しております。

夏場を想定した実験

では実際に白熱球で照らしてみましょう。

10分ほど温め続けた結果、ガイナの性能を示す結果がこれです。

上の方ですが、夏場に入ってくる熱を想定した実験で照り付ける太陽と考えてください。

ガイナの断熱効果で軽減させ、ガイナ未塗布の室内温度が35.4℃に対しガイナ塗布は26.6℃と約9℃もの差が出てきました。

いかにガイナが外からの熱に対し断熱効果を発揮していることがわかります。

冬場を想定した実験

次は下の方です。同じように冬場を想定して部屋の中で暖房をつけた状態と考えてください。

熱は熱いほうから冷たいほうへと移動する習性がありますので、当然中で温まった温度は外へと逃げていきます。

ですが、ガイナ未塗布が35.9℃に対し、ガイナ塗布は42.3℃と約6℃もの差が出ています。

ガイナの断熱効果により、熱が外へと逃げていくのを抑制している効果が表れています。

フライパンに一般的な塗装をしたものとガイナを塗装したもので実験

フライパンを5分程温めておき、その上に氷を乗せてみます。

もちろん、気温によって氷は溶けていきますが、下から白熱球にて温めているので、ガイナが断熱効果を発揮すればその分氷は溶けにくいはずです。

実際に実験してみた動画はこちらです。

どうでしたか?

確かにガイナの方が氷の溶け方が遅かったですよね。

ちなみにフライパンの位置を念のため、右左逆にしてもまったく同じ現象でした。

今回は暖房が効いた部屋の中で行いましたが、気温が低いところで同じ実験を行えば更に顕著に違いが出てくることが容易に想像できます。

みなさんガイナの効果を少しでもお分かりいただけたでしょうか?

ガイナは間違いなく省エネ効果が高い塗料です。

少しでもご興味がある方は是非一度ご相談ください。

 

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